2022年5月22日 復活節第6主日

お知らせ

(1)信徒総会をミサ後に開催します。小教区の活動報告、会計報告、信徒会規約の改定、その他についても話し合われます。出席できない方は、委任状の提出をよろしくお願いします。
(2)5月は「聖母月」です。月曜日から金曜日まで毎日午後2時から、教会で、ロザリオの祈りをしています。
熊本震災で
被災した聖母像
(3)きょうは「世界広報の日」です。福音を伝えるための広報活動を支援します。近年は、情報の洪水の中で真実を見分けるのが困難になっています。福音宣教と結びつく広報活動への理解を深め、広報に携わる人たちを祈りと献金によって支援しましょう。
(4)福岡教区ハンドブックの発行は都合により予定より遅れています。
(5)大分教区の司教に選任された森山信三神父様(福岡教区)の司教叙階式は7月3日(日)の午後2時からJ:COM ホルトホール大分で行われます。

これからの予定

22日(日)世界広報の日献金日
    信徒総会
25日(水)レジオ・マリエ
26日(木)聖書講座
29日(日)教会委員会

典礼歴の祝祭日

26日(木)聖フィリポ・ネリ
29日(日)主の昇天

主任司祭のひとりごと

“免償”のことがいまいちピンとこないという声を聞く事がありますが、これは「煉獄での霊魂の浄化、罪の償いの程度や期間」という考え方など含め、“免償の起源”にあるのかもしれません。
カトリック教会での免償のそもそもの起源はというと。ゆるしの秘跡を受ける時、司祭から「償いとして~」と言われます。今はほとんど、償いとして特定の祈りを唱えることが命じられることが多いようですが、昔は、長期にわたる償い、何日とか何ヶ月とか、も命じられていました。それを免除したり、期間を短くしたりすることが、免償の始まりだと言われています。
残念ながら、カトリック教会の歴史の中では、この「免償」問題は、「免罪符」などと呼ばれたりして宗教改革の引き金になりました。そんなこんなもあり、私は、免償の活用を勧める一方で、神の恵みをいただく方法としての信心業や祈りではなく、すでにいただいているたくさんのお恵みへの感謝の心をより大切にしたいと思うこの頃です。