世界中の人が「アレルヤ!」と歌えますように
健軍教会 渡辺 隆義 主任司祭 主の復活の喜びの時なのに、世界はまだ主の受難の悲しみの日の只中にいるようです。 ウクライナでは両軍だけでなく子どもたちを含む一般市民にも多数の死傷者が出、数百万人の避難民が生まれています。“侵略”の責任者たちは、爆撃によって生まれた凄惨な場所にたたずんで遺体を前に涙することもなく、必死で自己弁護をします。兵士たちは仲間がやられたことで復讐心に燃え、さらなる暴力にエスカレートする。戦果を自分の功績と自慢する指揮官とその背後にいる人たち。