お知らせ
(1) 9 月 4 日から 10 月 4 日(アシジのフランシスコの祝日)まで、日本の教会は、「すべてのいのちを守るための月間」と定めています。 今年のテーマは「被造物の声に耳を傾ける」です。「話せず、語れず、声が届かない被造物や貧しい人々の叫びに耳を傾けるよう招かれています」。
(2)次の日曜日(9月4日)は、「被造物を大切にする世界祈願日」となっています。神の贈り物である自然をむやみに破壊することなく、共生できるよう、この日、全世界のカトリック教会で祈りがささげられます。 (3)聖書講座は9月1日から再開します。毎週木曜日の午前10から1時間ほどです。 (4)「週報のお知らせ」欄には健軍・高遊原教会の行事ではないもの、熊本地区や教区レベルのものも載せています。祈りによる支えや連帯を示すためです。
これからの予定
28日(日)教会委員会 30日(火)ミサなし 1日(木)聖書講座 2日(金)初金ミサと聖体礼拝 午後7時半 4日(日)被造物を大切にする世界祈願日 ~10月4日 すべての命をまもる月間
典礼歴の祝祭日
29日(月)洗礼者聖ヨハネの殉教 3日(土)聖グレゴリオ一世教皇 4日(日)年間第23主日
主任司祭のひとりごと
宗教と政治の関係がにわかにクローズアップされています。テレビなどで聞くコメントの中で、気になるものがありました。 「アメリカの最高裁判所は中絶禁止を支持する判断を示しましたが、アメリカの民意は中絶容認が多数派です。裁判官たちは自分が信じている宗教に影響されており、そんな判断はおかしいと思います」。 なるほど、どこかの国では、民意や国の最高指導者の意向が裁判官の判断に大きな影響を与えるようですが、日本ではどうなんでしょう。 確かに、裁判官は憲法や法律に従って判断すべきですが、自国の憲法や法律、あるいは過去の判決そのものが正しいのか間違っているのかどうかの案件、特に生命倫理、道徳などの問題では、自分の信仰や信条、価値観が反映されないということは、現実問題としてはありえないのでは、と思うのですが。いかがでしょうか。